Hola Todos,
今日は試合のテンポをコントロールする重要性についてです。
特にスペインでこれは中盤の選手に求められる能力です。
試合のテンポをコントロールする上で大事なことはボールに対しての敵のプレッシャーがどうなってるかを見ることです。
なぜなら中盤で敵のプレッシャーがボールにかかっていない状況でどれだけ早くボールを動かしても中盤と守備のラインの間にスペースは生まれないからです。要するに敵の目の前でボールが早く動いているだけになり前方にスペースは生まれないんです。
だから敵が来てないならパウサが必要になるんです。
またパウサには色々な方法があります。
横パスやバックパスもパウサだし、ボールを保持して敵を食いつかせるのもドリブルで敵を食いつかせるのもパウサなんです。
だから中盤の選手は敵のプレッシャーを見てテンポをコントロールする必要があるのです。
もう1つ大事なのが敵のどの選手がプレッシャーにきてるかを見ることも重要なんです。
なぜならプレッシャーに来てる選手の背中にはスペースが生まれるかです。
だから中盤の選手は敵のプレッシャーを見ることとプレッシャーがかかってる場合は敵のどのポジションの選手がプレスに来てるかを見ることが重要になるんです。
Jリーグでプレーした外国人選手はみんな口を揃えて日本のサッカーは速いとう印象を口にします。
そしてパウサがない……..とも言います。
これはテンポをコントロールできる中盤の選手がまだまだ少ないからなんです。
日本でテンポをコントロールできる中盤のプレーメーカーが育つためには敵のプレッシャーの有無と誰がプレスに来てるかを認知しながらプレーできる賢い中盤の選手がでてこないと難しいでしょう。
スペインではここを認知してゲームをコントロールできる中盤の選手が多いからパウサと速くプレーする時の差が生まれて緩急のある試合展開になるんです。
下の動画の11:40くらいのメッシとシャビのパスの交換の連続は誰がプレスに来るかを見るためのパス交換なで敵のプレッシャーを見てるんです。
そしてプレッシャーに来た選手の背後に生まれたスペースをメッシがワンツーでついたシーンですがここを見てプレーできるかは非常に重要なポイントです。
動画の11:40あたりを見れば言ってることが理解できると思うので見てみてください。